事故を目撃したという別の白バイ隊員の矛盾した証言も誤審に大きな影響を与えています。
こんな感じの位置から見た?(ほんとに居たのか?)という風景。(下図)

以下、2010年3月9日の記事を再掲します。
(再掲)
ほとほと呆れるね。裁判では嘘偽りを言わない宣言をするのでは?
ところが上から命令された警官は嘘をついても平気なようだ。いやところどころに良心の呵責が見えてうろたえる様子があるから本意ではないのかも知れない、だけど傍聴席には睨みを利かせてる怖わ~い上官がいるから泣く泣く嘘をついているのかも知れない。そしてこれに付き合う裁判官もオカシイね。日本という国の裁判制度は破綻していると言えるでしょう。
高知白バイ事件で、目撃したという隊員の嘘につきあって色々と分析すればするほど幼稚な嘘がばれてくるのだが、これに本当に気づかなかった裁判官は相当オカシイと言われても仕方ないだろう。裁判から判決まで何ヶ月もハナクソでもホジッてるだけなのか?。(皮肉をこめて)
例えば、対向車線から事故を見たという I 白バイ隊員。
彼は他車の速度を正確に読む訓練をしているから、かなり優秀なようだ。
裁判証言から抜粋してみた。


なんと時速60kmまでなら完璧にわかるらしい。そして事故現場から手前123m地点で事故現場の向こう55mを時速60kmで向かってくる事故を起こした隊員を確認し、横断するバスを時速10kmとしている。
そして現場手前80m地点で衝突を見ていると証言。

走ってなかったら速度はゼロだろうよ!という突っ込みは置いといて・・・
素晴らしいですね。そのあたりは下り坂になってるから自車の速度は55kmぐらいになってたのかな?他人の速度が完璧ならメーターでも確認できる自分の速度はなおさら完璧のはすですね。ところが計算すると123m地点から80m地点まで時速47kmでしかないのですが、10%以上も誤差があるのはどうしてなんでしょうね?
要するに
見たとしても目測計測はアテにならないレベルだということですな。
さて、さらに興味深い証言があります。
衝突の寸前は白バイが一瞬見えなくなったと言っているのです。さてこれはどういうことなんでしょうね。

時速60kmで10mほど見えなくなった・・・0.6秒ぐらいですが時間はともかく見えないというのは状況を考えるとバスの陰に隠れた以外にないわけで、果たして第二車線を走行してきてそういうことが起こりうるのか?
これを私たちは2009.11.23の朝に現場で実走行して確かめました。→
過去記事 そしてBlog:再検証-高知白バイ事件の i_2_me 様が模式図を作ってくれました。
こちら→
再検証-高知白バイ事件(模式図は直線ですが、それでも視界からは消えません。実際の現場は更に見えやすい方向へカーブしているのですから絶対に消えるはずがないのです。)
見ておわかりの通り、事故隊員が第二車線を走行してきていれば視界からは絶対に消えないことがハッキリとしています。だから見てもいない事故をさも見たかのように証言台で、
I 隊員は嘘をついているのです。嘘に付き合って図面を書いたりしても結局得られる答えは警察の嘘。
こんな図面、書くだけバカらしいのです。
余談:
目撃隊員が本当に事故を見ていたとしたら衝突寸前に見えなくなる唯一の事実があります。それは上の地図横の写真内の向かって左の赤い●の衝突地点にバスがいたとすれば、一瞬白バイが見えなくなるのです。向かって左の赤い●とは・・・・・
その位置こそが多くの人が主張した「バスが最初から止まっていた地点」なのです。だから逆に言えばその証言は
「あの時、バスは止まっていた」ことを補強したことに・・・
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